振り返り観戦記〜ウォリアーズ-キングス〜
試合そのものは中々面白かったと思います。
……マコーのシーンはちょっと観たくなかったけど………
この試合の感想は「来シーズンも案外楽しみな選手が育っているチームを観れた」という
まずはウォリアーズ。
やはりデュラント、トンプソンが揃うとオフェンスの安定感が全然違いましたなぁ。
デュラント、トンプソンがいない時間帯はさすがにふわついてたものの、クックが引き続き躍動していること、ヤングが調子多少取り戻したこと、ルーニーがインサイドでしっかり機能していることでオフェンスの安定感はプレイオフに向かうにあたっては問題無いかなと。アウトサイドはこの日はあまり良くなかったけど、トンプソンが復帰戦だったことを考えればそこまで不安視しなくてもという感じ。
改めてウォリアーズバスケの完成度、というより戦術浸透度の深さに感嘆。
セカンドユニットになってもオフェンスの締めくくり方はきれいで、多少質は落ちれどやりたいことが一貫して分かるくらいに全員で取り組めているなぁと。
カリーが戻ればタイムマネジメント次第ではカリー、トンプソン、デュラント、グリーン、誰かしらがコートに立つのは改めて脅威だよなぁ………
一方キングス。
………おもしろかった!の一言!
特にフォックス、ボグダノビッチ、コーリースタインの3人が良かった!
最初に目に留まったのはボグダノビッチ。
ヨーロッパスタイルだからなのかもだけど「こんなに落ち着いてボールを捌けるんだ」という驚き。今、少しでもフリーになると打っちゃう傾向がある中であの一呼吸は中々厄介かもね。それでいてミスが少ない。カルデロンタイプ、とでも言えるのかな?
そんなボグダノビッチに目がとまったのはフォックスのプレイも見たから。まぁ、良い。
アスレチックな事を印象づけさせるシーンはランニングゲームの時でした。ファストブレイク、セカンドブレイク共に良い位置で走ってボールを受けてるのが好印象。ボグダノビッチのパスワークをさらに光らせてた印象。もちろんアイソレーションも悪く無いのでこのまま成長したら面白い♪あまりゲームメイクがこの日は目立ってなかったけどコンボガードとして生きていけるのかな?
コーリースタインにはぜひミドルレンジを強化していただきたい!というのも今のままだとD.ジョーダン二世になってしまいそう…あのインサイドフローターの瞬間にそう感じてしまった…
ただ、ペイントでのプレイには昔のアマレを個人的には彷彿とさせたのでミドルを強めて良い方向に進んでいただきたい。せっかくパスファーストのメンバーがいるんだから。
各チームから、今年は改めて若手の躍動という色を強く感じます。主力のケガで出場機会が増えているというややネガティブな要素はあれど、これだけ見応えある選手が出てくるならこの先のNBAも変わらず面白いでしょう、と思えます。
今日観た選手のさらなる飛躍を期待してます☆