ラン&ガンスタイルを考える
ナッシュ・ベル・マリオン・スタウダマイヤー・ディアウ・バルボサ・トーマス………
懐かしいですね。ダントーニサンズ。
田臥加入がきっかけでファンになり、
その後のスタイルにとてもワクワクしてました。惜しむべくは優勝できなかったこと。ほんとに残念………
時代は流れてスモールボール全盛期。
ランガンを進化させたウォリアーズがNBAを席巻しています。ウォリアーズ優勝時はついにその時代が来たか!という感動も。
今のNBAはそんな流れよろしく各チームスモールボールでどれだけ効率良く、強くなれるかというのがポイントになっている。
ロケッツは典型だね。
でも、ここ数年観ててなんか感じて。
今年楽天TVのおかげでいろんなチームの試合を観れたことで感じたことがありまして。
浅いし当たり前と思ったらすみません。
1.ボールプッシュのスピード
ポイントガードがパスでもドリブルでもスピード感持ってボールをプッシュしてフロントコートに持ってこれないと。今で言うならポール、ハーデン、ウエストブルック、ティーグあたりはこのいい例と感じる。昔ならナッシュ、キッドかな。ただ、特定個人である必要はないのも事実で。今あげた選手に比べるとカリー個人のプッシュアップスピードはめちゃくちゃは早くないなぁと。そこで必要になるのが次のことで。
2.運べる人材と手法の多彩さ
今のウォリアーズはまさにこれ。
カリーに繋がらなくてもパチュリアやウエスト、ルーニー、マギーといったあからさまな人材除けば基本誰でもフロントコートにきちんとエントリーできるしファスト・セカンドブレイクの形まで持っていける。だから個人のスピードに依存しないで早いオフェンスが展開できる。昔のサンズならベル・マリオン・ディアウもいざとなればできたけど、ウォリアーズに比べると限られてた。ここに差が出てたのかな。
3.ポイントフォワードの存在
昔のサンズになくて、今のウォリアーズや最後優勝した時のスパーズにあった存在。
グリーンやディアウ(いっときはダンカン)がこの役割をまさに担ってて。中から展開されるパスパターンが豊富だとセカンドブレイクまでもだしらセットになってからもボールがガンガン回るし、ディフェンスも広げられるよね。
これは今のスモールボールチームでガードがドリブルでプッシュアップするタイプのチームにはいない印象。サンダーやウルブズはそんな印象。
4.幅広く守れるディフェンダー
単純なエースストッパーではなくです。それならば昔のベルもできてた。グリーンの存在がウォリアーズに欠かせないのは相手の3〜5番を的確に守れて自分たちのオフェンススピードを落とさせないから。エースストッパーのみであってもインサイドを守れたり、リムプロテクターがしっかりいるなら成り立つ。昔のサンズになかった存在ですね。
この4つを感じたのはこの間バックス-ラプターズ観てて「速攻上手くないなぁ」と感じたことが改めてのきっかけ。
もちろん、これに当てはまらないチームもあるし、新しいトレンドがまた出てくるかもしれないけどね。プレイオフでどこが勝ち上がるかでまたトレンドが決まりそうだ。なんにせよ、楽しみ。