振り返り観戦記〜キャブズ-ウォリアーズのクリスマス〜
リアルタイムで観れない故、
どうしても後追い観戦に。
今年は楽天TVだからまだ追いかけられるけど。
今年も観ましたこのカードのクリスマスゲーム!
キャバリアーズ-ウォリアーズ
お互い、万全でない状態で迎えることになりましたね。
ウォリアーズはカリー不在。
キャブスはトーマス、ローズ不在。
それでも両チームの今後が見えるような試合運びだったかなぁ、と思いました。
ウォリアーズは徐々にですが若手が活躍できる環境になったなぁと。今まではリザーブもしっかり整っていたけどそれはリビングストン、イグダラ、ウエスト。少し前だとバルボサなどベテランの ことを指していた印象で。なんかホントの若手は育ってないなという印象。
しかし、今年は主力の怪我の要因もあるけどしっかりと若手も活躍してるなぁと。
この試合はマコーとベル、そして若手とは言いきれないけどカスピ。十分スターターとしても仕事ができるような人材が揃ったなぁと。
特に今年はベルとカスピが良いですね。
自分でクリエイトしないタイプだと思うけど、その分ウォリアーズバスケにあってるなぁという印象でした。ベルはそのアスレチックタイプのプレーにしっかりとリバウンド(特にオフェンス)で貢献できること。カスピはシュート力もさることながら結構トランジションで先頭走っているという開幕前と違った印象。
これ、結構プレイオフで期待していいと思いました。
キャブスは………ん~~~~~という感じ。
トーマスが戻ってきたらどうなるか分かりませんが今の状況見ると「今年も来年もどうすんの?」が率直な感想。ラインナップ見るとめちゃ強いはずなのにそこの前提が「しっかり機能したら」になってる。たしかにレブロンはすごい。この試合はらしくないターンオーバー目立ったけどやっぱりあれだけ試合に貢献しているのはナンバー1プレイヤーの証。今年のラブも、レブロンが得点で貢献できない時はウルブズ時代よろしくスコアできるし、インサイドを牽引できてる。セカンドユニットではウェイドが流石の活躍で、なんかみんなの見落としてるところを抑えてくれてるそんな感じ。コーバーやカルデロンもしっかり仕事をしてくれてる。ハマれば文句なしのキャスト。
なんだけど、オフェンスもディフェンスも綺麗じゃない。優勝した時みたいなチームバスケ感も無ければ、「戦術レブロン」みたいなハーデンに任せるくらいのロケッツ的な割り切りもない。ディフェンスは去年のファイナルで見せたようにインサイドや速攻時のカバーリングミスで簡単に得点される。ここはトーマス入っても改善されないことが分かってるから不安。そんな感じでした。
試合は、というとやっぱり稚拙な感じのターンオーバーが両チームに目立ちました。面白かったのはウォリアーズがベル・マコーにわかりやすくトライさせてるなぁという時間帯があり、案外悪くなかったこと。とはいえデュラント・トンプソン・グリーンが締めるところはしっかり分かってシャットアウトしたり突き放したところ。トンプソンのオフェンスはカリー不在でも相手ディフェンスをしっかり広げられてるし、デュラントとグリーンのインサイドディフェンスはかなり分厚いなぁと。
やや審判の笛に疑問もなくはないけど、去年ほど酷くはない気もして、「メリークリスマス」な試合を観れたと思いました。
来年、お互いの戦力が揃い始めた時はどうなるかな?期待ですね。